電飾用レンズカット
04 04 27
電飾にLEDを使用してテールランプなど光らせる場合、レンズ部をただクリアレッド
で塗装しても光が散らず、「ただ中でLEDが光ってる」ようにしか見えません。
ステッカーの裏から光らせたり、レンズをフツーに赤で塗装してから光らせるとゆう手もありますが光量が足りず目立たなかったりしてリアルさに欠けました。
そこで実車のレンズのように光が散るような細工が出来ないかと思いついたのがこの加工です。
では行きましょう。
準備するものは「平ヤスリ」とボディの補強材「シューグー、クリアタイプ」です。
平ヤスリは目がひし形の物なら何でも構いません。私のは
100円ショップで買った物です。
シューグークリアタイプはRCショップで1300円位で買えます。(写真の物は無限製ラドレッズで現在入手不可)
やったことはありませんがホットボンドでも可能かも。
このヤスリの目をシューグーにコピーしてレンズ裏に
貼るわけです。
それからドライタイプのオイルスプレーがあると良いですね。ヤスリにシューグーが張り付かないように予め
ヤスリに軽く吹いておいてください。吹きすぎるとシューグーがうまく塗れません。
写真のスプレーは近所のホームセンターだ買った物で
300円位だったと思います。
ドライタイプなのでベルト車のベルトやプーリーなどにも使えて便利です。
オイルスプレーを軽く吹いて完全に乾かせてからシューグーを塗ります。
写真ぐらいの量を端までのせて行きます。
それをボディの切れ端などでヤスリの面に塗り伸ばします。
きれいに平らにしなくてもほっとけばある程度平らになります。
塗り伸ばした状態です。あとは固まるまで3〜4時間置いておきます。
けっこう匂いがキツイので部屋の外に置いておくといいでしょう。
固まってくると塗った直後より痩せてきます、表面も平らにならなかったりしますが構いません。
完全に乾いたら端から剥いでいきます。剥ぎ始めがちょっと
難しいかもしれませんが途中で破れないようにゆっくり慎重に剥いでいきます。かなり伸びますが大丈夫!
最初に吹いたスプレーがここで効いてきます。ゆっくりやれば取れますのであせらずに!
取れました!まるでヘビの抜け殻です。
あとはこれを適当な大きさに切ってレンズ裏に貼りこむだけです。
貼る時は接着剤がわりにクリヤーのスプレーを吹きます。
平らな方に吹いて、ちょっと乾いてからボディに貼ると
いいですね。
吹き過ぎないように!
こんな感じで貼ります。当たり前ですが貼る前にレンズ部
の塗装を終わらせておきます。私はクリヤレッドを濃い目に吹きました。
貼ってから位置をずらすと塗装が取れる恐れがあるので
出来るだけ一発で貼ってください。